潮目
阿部さんのご冥福をお祈り申し上げます。
阿部さんがお亡くなりになったことで、ひとつの大きな流れが変わるでしょう。
「誰が何のために」という犯人捜しに意味はありません。
それよりも「阿部さんが殺された」という事実に直面して、様々な人が様々な妄想で行動します。
それによって世界は姿を変えていくわけです。
私が数日前から受けていた啓示は「維新政府の落日」というものでした。
徳川政権から維新政府に移行して後、今日までその権力は持続されてきていたわけです。
薩摩、長州、土佐、その他の面々で起こった維新政府は、現在に至るまで続いています。
見え方は変わろうともそこは揺るがない。
そこが揺らげば日本はとうに混乱状態になっていたでしょう。
第二次大戦後も同じで、特に「長州閥」から人選されていたでしょう。
ですが、維新政府というのは一枚岩ではありません。
だから常に揺らいでしまいます。
それを防ぐために「象徴天皇」を真ん中に据えて軸としていたのでしょう。
ですが、その軸も揺らいでしまっています。
維新政府の始まりから「異物」が混入していました。
ですが、その「異物」が無ければ維新は成就しなかったとも言えます。
「外国商人」という「異物」を抱えてスタートした維新政府は、なんとかその異物を排除しようと試みました。
ですが、それは失敗に終わってしまった。
それゆえ「異物」の混入は益々広がり、もはや手の付けようのないところまで来てしまっています。
始まりはほんの少しだったものが、今では広がりに広がってしまい、今更後戻りなど出来ないところまできているでしょう。
戦後、GHQによってその圧力は益々強まりました。
白羽の矢を立てられた岸元総理は長州人であり、その流れで戦後の政治は彩られてきました。
そして阿部さんも当然長州人です。
総理を引退してからの阿部さんは、台湾を通して中国と結ぶ「要」のパイプとなっていました。
阿部さんの「台湾詣で」に同行したい財界人が、阿部さんのパーティーに押し寄せて、今や財界人に最も人気のある政治家でした。
「半導体」を通して中国の戦略と提携するための要です。
表の実行者として経産大臣の「萩生田大臣」が居て、阿部さんは彼を「次期総理に」と押していました。
この萩生田大臣が行ったのが「TSMC」という台湾企業の熊本誘致ですが、大量の税金を投入しても日本人には何のメリットもないというものです。
これ以外にもHUAWEIとの提携もあります。
先日起こったKDDIの騒動ですが、KDDIのコアに使われるルーターがすべてHUAWEIのものだそうです。
HUAWEI以外を使ってはいけないという法の制定までしているほどです。
阿部さんが銃撃された直後、この萩生田大臣と今井政務官が官邸で集合しています。
「明日は我が身」と思った二人なのでしょう。
日本にIRカジノ誘致という話がありました。
カジノと言えばロスチャイルド家です。
そのIRカジノを引き継いでいたのが菅元総理。
その菅元総理の時に活躍していた今井政務官。
つい先日「長距離弾道ミサイル」を日本が完成させたとの情報がありました。
その前には「新型超音速ステルス機」を三菱が作っていました。
これらは現在戦時下にあるロシアには「脅威」となるものです。
日本には核技術があります。
それがわざわざ「長距離弾道ミサイル」を作ったとなれば、脅威以外の何物でも無いでしょう。
岸防衛大臣は阿部さんの弟ですね。
そういえば空母も作っていましたか。
その他いくらでも関連する要素はあります。
だから犯人捜しに意味は無いでしょう。
世界は『真実』によって動くのではありません。
『事実』に即して動いていくものです。
事実に即した人の強い『妄想』が世界を創っていくわけです。
想いが強ければ強いほど、それは現実の行動となって現れ、現実世界に形を作っていくのですから。
何を思いどう行動するか?
情に流され自分の本旨を忘れるほど愚かなことはないでしょう。
明治以来の日本の姿が揺らいでいます。
その継ぎ接ぎだらけの屋台骨に、まだ継ぎ接ぎをするのか?
それとも「新しい土台」「新しい柱」を建てるのか?
今はそんな時です。
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