2023.06.16 09:00【日ノ本の国から月夜見の国へ】~月読命の婆羅門の教え 《癒奏術・煉獄の章》日ノ本の神人一致の教えは、海を越えてヤマト人以外の外国にも当然のことながら教えられていた。だが、ヤマト人と外国の人々は根本的に『逆』である。言葉然り、思考然り、ゆえに行動も『逆』となる。それは「鏡の写し」としての避けられない理(ことわり)である。ゆえに「鏡の写し」として「教え」自...
2023.05.30 07:17『出石の乙女』~神功皇后の業 解武(建)位起命(たけいたてのみこと・たけくらおきのみこと)籠神社秘伝「海部氏勘注系図」海幸山幸神話実は「天火明命」が「山幸彦」であり、「彦火々出見尊」となっている。ーーー時に弟、釣り針を海中に失う。塩土老翁来たりていわく。即ち、火明命、竹籠に入り、海に沈む。豊玉姫命、その子の端正...
2023.05.29 18:43『出石の乙女』~神功皇后の業 考察国譲り以降、神話には常にパターンがある。それは「巫女が神を人に授けて神人とする」ということである。玉依姫が処女懐妊し神の子を産み(御言を授け)人を「神の御子」とし「神人」とする。出石の乙女天日矛という神がある。新羅国の王子とされており、朝鮮半島からの「渡来神」とされる。だが、神功...
2023.05.24 02:16【神々のカルマ】~カルマ解きて岩戸を開く 《癒奏術・水火土の章》国常立の大神は 素戔嗚大神共々に泥海沈んだ世界の罪を負うて根国で泥海清め国常立の大神の 柱を下げた向津姫再び柱が現れるまで 泥海固めて露払い岩戸に隠れた機織り姫は 再び現れ機を織る縺れた糸を解きつつ 清き海原に舩を走らす誓約で生まれた神々が 厳の縦糸 瑞の横糸五(語)と五(語)で...
2023.04.12 21:37邇芸速日という素戔嗚と、長髄彦という建御名方 そして物部守屋という建御雷 《癒奏術・水火土の章》長髄彦が神話の中で「建御名方神」となり諏訪の地に押し込められた・・・突然『建御名方神は長髄彦』と降りてきた言霊を追いかけていると「あぁ、なるほど。」と納得してしまう。記紀や先代旧事本記や秀真伝(ホツマツタエ)や、その他様々なものを改めて見直してみると、先ほどのように「あぁ、なるほ...
2023.03.28 20:05【黄泉路を渡る船の船頭】~白山道の菊理姫名基名実神の巡り会う 黄泉平坂の岩戸を開く鳴門の渦に手放しで 渡れる船には菊理姫坐す言答(岩戸)開くは九十(言)結び 神の御言に応える結び神の縦意答(糸)言の糸 人の横意答(糸)事の糸縦横結んで言祝ぎ和す 機織りの舩(ふね)聞く理(菊理)の船頭(先導)無かりせば 鳴門の渦に巻かれ...
2023.03.28 08:36『言祝ぎ和す神の道』 ~出口なおさんに捧ぐ神を迎える間口ばかりを 広げんとしても岩戸は開かぬ入り口在りても出口無ければ 岩戸は開いておらぬぞよ出口、出口と知らせてあるに どうして出口を作らぬか入り口ばかりこさえても 我(が)が根を張りて出口を塞ぐ我(わ)が身可愛さに神を迎えても そっぽを向いて「知らん顔」出口無ければ神は...
2023.03.25 04:18【岩戸(言答)開くアマテラスとスサノオ】 《癒奏術・水火土の章》包丁は料理をするための道具けっして人を斬る道具ではないこんな当たり前のことを「山羊座冥王星時代」に破壊されIT革命という創造の名の下にモラル破壊が溢れ出したネットの中だけのことと高をくくり、『法』を逃れる【悪】が溢れる『法の道』と『人の道』同じに非ずと何度も言ってきたが、モラルを...
2023.03.21 05:26お利口さんの「公式パラダイム」 《癒奏術・岩戸の章》初めて出くわした「問題」に対して「解き方」を知らない段階で、一定の少数の人たちが「答え」にたどり着いたりする。だが、答えにたどり着けない「お利口さん」とされて来た者達は、答えを出せない自分を認められない。そのため、「科学的根拠」であるとか、「論理的整合性」であるとか・・・・要は「...
2023.03.10 18:11【月の夜(世)の詩】 ~和泉式部殿に捧ぐ【国之常立大神】の強すぎた正義の火は【素戔嗚大神】と鳴り成りて世界に『大太刀』を振るい 浄化の炎が世界を駆け巡るすべての悪を薙ぎ払い 草木も残らぬ世界となった強すぎる『陽』の火は 時を止めて処断する少しの歪みも無き火の柱は「弥栄」の巡りを止めたれど太神の愛は総てを見越し 「弥栄」...
2023.01.16 00:31【審神者】~天照の鏡 《癒奏術・華厳の章》審神者(サニワ)とは「客観的に神を審査する者」である。だがその前に前提条件がある。それは「おのれ自身をサニワすること」である。【嘘】が少しでも混じればすべてが「穢れ」ゆく。ゆえに自分自身を「浄玻璃の鏡」に映し露わにして、その姿を「確と」見つめなければならない。だが、人は自分で自分...
2022.11.08 13:03大禍時(おおまがとき)ほんの少しの優しさとほんの小さな愛を「分け隔て無く」与えることが出来なくて世界は滅びを迎える世界を滅ぼすのは大悪党でも無く一握りの悪い支配者でも無く九割八分の人の「情け」である愛を失い情けに縋るその情けが世界を沈め行く情けの連鎖が渦となり奪い合いの世界となる愛の連鎖であれば与え合...