幻想が剥がれ落ちる時




世界を形作っているものが剥がれ落ちる時

すべてが一度露わになる

その時

今まで目にしていた世界が幻想であったことを知る



世界を形づくっていたシステムは

すでに地盤沈下を起こし始めており

本当の土台であったものが

ようやく現れる



世界の政は太古から、今も変わらず「神政」であるが

神を失った世界の土台は

三界調和することが出来ず

崩れ去る定めである



それは

人ではどうしようもないものであり

新たな「神政」を迎えなければ

大地は安定しないのである



今まで大地を支えてきた「盤古神政」の大地は

完全に神を失ったことで

神と繋がる事が出来ず

長い時を経てきたが

それももはや限界となり

新たな【神】へと引き継がれるべく世界を手放す

ゆえに幻想が剥がれ落ち

今まで支えていた大地が現れ

そして大地が崩れる




渡された世界を受け取るのは

新たな「神政」の神であり

神と繋がり三界調和する人である


新たな「神政」を敷く【国之常立大神】は

新たな世界を「弥勒世」と成すため

全ての「悪」を出し尽くし

真澄の如く磨かれるまで

新たに生まれ行く世界を眺めつつ

人が【柱】を立てるのを待つ



真澄の世界となるか泥海となるか

それは人次第

人の心が真澄となれるか

真澄となって神懸かれるか

辛抱強く待っている


悲しみの大渦に巻かれる世界で

慈しみを取り戻し

人が柱を立てるのを

今か今かと待っている


人の光を導くのが「天照」の役目

御魂を磨き光を現せるように

伊都能売の神々が穢れを祓うため

大渦を巻き起こし御魂を磨く



これから世界の底が抜ける

幻想の大地は姿を消す

新たな神政の神懸かれるものが

道案内をすることになるだろう

御魂が真澄となったもの

それらがあちらこちらにちらほらと現れ出す

老若男女問わず

真澄の心に御言が現れる



その時が来るまで一苦労

闇の世界で一苦労

地獄絵図となるやも知れず

それでも苦労を厭わずに

愛を放てるものだけが

光となって未来を照らす




癒奏術・響庵ブログ

神人一致の理を実現する「響庵」のブログ