北朝鮮と「神の経綸」
かつて【撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)】が【神功皇后(じんぐうこうごう)】に『御言』を伝え「三韓征伐」を行わせた。
それを行った神功皇后は、その『意義』について知ることはなかったかもしれない。
実際、その「行為(三韓征伐)」が「何」をもたらしたかについては『確』とした証したるものはない。
だが、「導き」によるその「行為」が、後に朝鮮半島の北に位置した『高句麗』という国が「軍事大国」となり、以降、中国という大国から日本へ至る「大いなる壁」となったのは言うまでも無い。
更に、豊臣秀吉の時代、中国はスペインによるプレッシャーから軍を日本へ送る算段があり、それゆえ秀吉は「朝鮮出兵」の名の下に「中国」の侵略を阻止するため行動を起こした。
その時も朝鮮とは戦う意思など持っていなかった。
そして、九州でどんちゃん騒ぎをしながら「スペイン」と「イギリス」の戦況をつぶさに見ていた。
そして、スペインの「無敵艦隊」がイギリスに敗北し壊滅したのを確認して、『もはやスペインの脅威は無い』と判断し、中国との睨み合いを終えて軍を帰還させた。
つまるところ「朝鮮北部」というのは、日本の一つの『防波堤』である必要がある。
そこが崩れれば『元寇の役』のように、一気に日本に襲いかかってくる。
九州へ向けてナイフのように突き出した朝鮮島は、日本にとっての「弱点」となり得る。
ゆえにナイフの「根元」である朝鮮北部が重要なのである。
根元である「柄の部分」を握られたら、半島自体が日本の「脅威」となる。
【導き】とはそういうものである。
行った当人はわからないことも多い。
神功皇后はそれでも【動く】ことが出来たから、今日に至るまで日本は護られてきたということだ、
今の「北朝鮮」はかつての「高句麗」のように「軍事大国」となっている。
そして、とりたてて何処にも与せず・・・という状況ではある。
それは、未だ【向津姫】の「導き」により【神功皇后】が行動した「成果」が生きているのである。
それは、未だ向津姫の『神の経綸』の内にある。
報道や情報操作の影響で嫌いな人が多いことだろう。
さて・・・・
それも『経綸』の手の内にあるのだろうか・・・と思う。
それは、ただ「日本だけ」が良いという「経綸」ではない。
世界にとって「必要」な駒であることは確かなのである。
ただただ嫌って敵視する心は『穢れ』である。
穢れを放てば自らに返るだろう。
「向津姫」の愛は当然「彼の国」にも及んでいるのだから。
0コメント