次元を渡り 時を駆ける 《癒奏術・海神の章》




未来とは「可能性」という不確定要素

それはいくつも枝分かれし、五次元世界に於いては薄らと顕れる。

それを「パラレルワールド」と呼んでいるにすぎない。

それら枝分かれしたいくつもの「可能性」の中から、三次元世界に於いて『確定』される未来は一つ。

ゆえに三次元パラレルは存在しない。



未来のパラレルへと移行するのは七次元の力。

そこは【神】の領域である。



五次元から五次元に顕れた不確定未来というパラレルへと移行して、パラレルに分散した『自分』を統括する。

そうして「ひとつの未来」へと集約する。

それは【瀬織津姫】の機織りの力。



五次元の様々な時間から三次元の「ある一点の時間」へと移行するのは容易い。

だが、その逆の三次元から五次元の「一点の時間」へ移行するのは制限が多い。


三次元に於いて「具現」を確定付ける事象が起こった後なら「時間」を越えることは出来る。

だがそれは「五次元」での出来事であり、三次元の時間は移行出来ない。

つまりは「五次元」へと抜け出す「身技」があれば可能ということである。



三次元の身体を置いて霊体を五次元へと上昇させることで「五次元世界」で活動できる。

そこで不確定未来のパラレルへと跳び【自分】を集約する。



年が明けていきなり始まった瀬織津姫の新たなお役。

五次元世界を型成して、具現世界である三次元へと送り届ける。


五次元世界の時間旅行


まだそれは始まったばかりで、この先どのように変化して行くのか・・・・

恐ろしくもあり楽しみでもある。