『嬉し恐ろし岩戸(言答)開け』~ヤマトタケルの鬼退治 《癒奏術・鋼の章》
嬉し恐ろし岩戸(言答)開け 逆さまのモノが溢れ出す
天地グレンの神仕組み 神器に紛れた一厘の仕組み
桃から生まれた桃太郎 犬神、猿神、式(雉)神(天狗)連れて
呪い広げる呪詛の旅 恨みの念でヤマトを草薙ぐ
呪詛を恐れて桃の実の護符 腰から下げてキビ団子
伊吹の山に赴いて 神の息吹きに祓われる
飯綱(いづな)使いの大権現 諏訪に鎮めし八岐の邪霊(ハタレ)
心惑わす呪詛の霊 祓い鎮めし八坂刀女神
建御雷の経津の剣 楔となりて鎮めたり
忍びて甲賀に現れた 三郎殿は相も変わらず
飯綱使いて闇(病み)にて呪い 稲荷に飯綱を貼り憑かせ
建御雷の龍に仇為し 邪霊(ハタレ)湧きたる稲荷山
犬神猿神天狗の式神 涌いて神山に呪詛満ちる
桃から生まれた桃太郎 呪詛神連れた「小碓(ヲウス)」という名の
ヤマトタケルが謀り誅して 名を奪いたる「川上梟帥(カワカミタケル・熊襲建)」
大和武(ヤマトタケル)と名乗りしが 日ノ本の民と思われぬ所業
騙して殺す御魂の生来 幽界(がいこく)御魂の所業なり
川上梟帥(カワカミタケル)の母・奈留多比売
豊玉ー玉依ー八坂刀売神
神の霊統 盗んだ名
「タケル」の名に宿りし霊統
獣の邪霊(ハタレ)に憑かれた魂
名前と共に力をも奪う
ヤマトタケルの鬼退治
神を退治し神の名盗む
田村麻呂の鬼退治
騙して盗む神の酒
桃太郎の鬼退治
丑寅金神 鬼(神)は外
騙し打ちの鬼退治
幽界(がいこく)御魂に神を盗まれ
神ならぬ神を崇め来た
三千年の岩戸が開く
逆さ鏡の闇の世は 呪詛に包まれし闇の夜
逆さに照らす月明かり 岩戸(言答)と共に夜明けたり
嬉し恐ろし岩戸(言答)開け 魑魅魍魎が湧き出して
世界中が霊懸かり 業の分だけ霊懸かり
掃除洗濯せぬ闇に 呪詛で沸き立つ霊が棲む
逆さまなりし天地が現る 逆立ちしている己(おのれ)が現る
呪詛の邪霊を神と崇めた 三千年の岩戸(言答)開け
白黒善悪グレンと返る 言離神から言触神へ
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