豊(玉)姫(乙姫命)の忌火鎮め
アシツ姫 この花咲けと 桜植え
産屋(うぶや)に火をば 放ちければや
ミソロの龍が火を消して 御子運びたる 鴨の船
八岐大蛇の 業(ごう)の火が 岩長姫を依り代に
アシツの姫に 伸び移りたるを 素戔嗚命の劔薙ぐ
ミソロの龍の豊玉姫 乙姫命が大蛇の火を断つ
大蛇の業を 鎮める貴船 豊玉姫が 抱(いだ)き続けて
結びの和合姫(わかひめ) 大蛇を和(やわ)す
大蛇の尾から出でた劔 三姫となりた三女神
瀬織津姫が連れ出して 宇佐の豊姫の和(あや)に託し
その劔にて火を鎮め 言向け和(やわ)す神代の倣(なら)い
ゆえに豊姫 ミソロの龍と現れて アシツの三つ子 護りしや
富士に湧きたる 大蛇の忌火(いみび)
興津の宮と諏訪の宮 陰陽射ぬきて忌火を和(やわ)す
ゆえに諏訪も忌火の鎮め 豊姫祀りて忌火を抱く
豊(玉)姫が 岩長姫の忌火を抱き 鎮めるも
国に湧きたる忌火が集い 三千年の忌火の鎮め
貴船で引き受け抱きたる 乙姫命の禊(ミソロ)の龍
然れども 忌火は世界に広がりて 九分九分九厘の心に巣食う
優る劣るの大蛇の忌火 人の物実(ものざね) 勾玉の穢れ
言向け和(やわ)す 稚(和歌)姫亡き世
言向け和(やわ)す勾玉に 優る劣るの穢れの忌火
真澄の珠に九分九厘 ハタレ(外霊)懸かりて 物実(モノザネ)歪む
大蛇の忌火に穢された 九分九分九厘の神の宮
ハタレ(外霊)湧きたる宮の内外 ハタレに憑かれた守護神たち
尻を拭かせるばかりの守護神 誠の神は便所の掃除
祓い祝詞に穢れが混じり 忌火広げるばかりなり
アシツ姫の火の洗礼 乙姫命の水の洗礼
忌火を和断つ 三女神(みめがみ)の劔 禊ぎ祓いの伊豆能売神
富士に花を咲かせる道 穢れ祓いて和す結び
勾玉は物実(ものざね) 陰陽調和し真澄の珠
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