【義の華】 《癒奏術・惡の章》




義無き正義は正義に非ず

ただ正しさを理屈して おのれに湧きたる穢れを振りまく

道を外した義無き正しさ 穢れた灰汁(惡)を撒き散らす



義は道なり 人の在るべく在る道なり



されど正義を振りかざすもの 人の道を外れ行く

人の道が何たるか 考えたことも無かりしか


善だけあれば正義だと 勘違いも甚だし

善を盾にしその裏に隠れ 穢れた灰汁(惡)を撒き散らす

屁理屈捏ねて 駄々捏ねて まるで幼児の我が儘よ



法は正義と言うなれど 法は単なる器でしかなし

法に正義はありはせぬ 正義があるは人の中


されど義無き正しさは 正義に非ず 惡を撒く

法は道に非ず ただのガードレールにすぎぬ


ガードレールを歪めては 道を塞ぎ 道を曲げ

非道となりた穢れた法に ガードレールの用すら為せぬ




正しさの盾 法の盾 使う人の心次第

湧きた九十九の神見れば 心の中は筒抜ける




義とは 我を捧げる唯一無二

捧げきることで開く華 唯一無二の我の道


唯一無二のその道を 曲げぬ心に咲く義の華

道に照らして進むが誠 天照らします大神の道



道理とは おのれの真中に 立つ柱

曲がらず 変わらぬ 義の心


屁理屈捏ねた正しさに非ず 善も惡も柱を巡る

善なる時も 惡なる時も けっして曲がらぬ義の心




おのれを捧げきらぬうちは けっして開かぬ義の華の道

惡となりても浄き心根 清浄なる 亞空の心


 ̄(天)_(地)十(結ぶ) 亞の心

九十九の清き心の空

おのれを投げだし捧げた心 天地を結ぶ縦の道



屁理屈ねて正しさ求めど 情け心の我が湧けば

穢れの灰汁が湧いてくる 正しさも善も穢れ振り撒く





心 澄み切り 曲がらぬ道

浄く晴れわたる 惡の心根

義の華咲きたる人の心は

散りゆく覚悟の潔さ

咲いて散れどもまた返り咲く

桜の心 義の心




癒奏術・響庵ブログ

神人一致の理を実現する「響庵」のブログ