帰ってきた【乙姫龍】と天津彦根の【天目一龍】



しばらく姿を見せなかった【乙姫命】が先日よりずっと語りかけてくる。

世界中を飛び回り駆け回りしていたのが、どうやら『終わった』とのことである。


【乙姫神】を祀るところは少ない。

そんな数少ない中でも現存しているところに『阿蘇』がある。

そして『若姫』として祀られている。

これを祀ったのは【神功皇后】であり、三韓征伐の際に祀られたというものである。

神戸・生田の【稚姫】に対して阿蘇の【若姫】は、名前だけ見れば同じように思えるが、根本が全く違う。

神戸の【稚姫】は『厳之御魂』

阿蘇の【若姫】は『瑞の御魂』

それは機織りの縦糸と横糸である。


ちなみに阿蘇の【若姫】は『疱瘡治癒』を利益とする。

少し前に流行りだした『サル痘』という『天然痘』のことでも言いたいのかと思う。


まぁそれはいいとして、乙姫殿が帰ってきた。

それと期を同じくして天津彦根の【天目一龍】も活動を始められた。

おかげで毎日空が騒がしく、天が騒がしいため心がざわつく。

そして神々がざわつく。

それはそれは騒がしいほどの働きが始まった。


いよいよ【本番】である


乙姫龍と天目一龍が起こす大渦は「大禍」となって現れるだろう。

その大渦に呑まれず渡るには『手放し』あるのみ。

だが「溺れる者は藁をも掴む」


未だ手放せぬもの

未だ肚を括れぬもの


それらが「渦」の一部となって「大禍」を起こしていると気付かぬ。

「渦」は人の流れ

自らの意思で進む大勢の人の流れである。



ひふみ神示 五葉之巻 第二帖
霊界に方位はない、人民は東西南北と申しているなれど、今に東の東が現れてくるぞ。霊界では光のさす方が北ぢゃ、その他の東西南北は皆南ぢゃ、北が元ぢゃ、北(基田)よくなるぞと申してあろうがな。
鳴門(ナルト)の渦巻を渡る時はカヂをはなして、手放しで流れに任せると渡れるのであるぞ、カヂをとると同じ処をグルグルぢゃ。カヂをはなせる人民少ないのう。何んでも彼んでもカヂをとって自分の思ふ通りに舟を進めようとするから大変が起るのぢゃ、渦にまかせる時はまかさなければならんぞ、ナルトの仕組の一面であるぞ、大切ごとぞ。