【北】の大祓



乙姫殿が一番知らせたかったこと・・・

『囚われの龍王』

それはまるで【祟り神】のように

祀られているのか、注連(しめ)られているのか・・・




【越の国】は出入り口

ゆえに穢れが入り来る

外から悪神入り込み

越から始まる岩戸閉め

素戔嗚大神に罪着せ

全てを北に隠したり


北に潜んだ白兎

再び神をお連れする

北の穢れを祓うため

北に光を届けませ




越前、越中、越後の国は、かつては表玄関であり貿易の拠点であった。

上杉謙信の時代まで越後は日本で二番目の人口を有する大都市であった。

越後長岡は日本一の工業貿易都市。

越前は「表玄関」で、越中は客人を迎える「客間」といったところだろう。

そんな客間に『客人』が居座り、やがて家を乗っ取られたということである。


心が曇ったものにまず浸透し裏切り者とする。

さらに曇りを広げて浸透してゆく。

曇った『神の道』に二重三重に浸透し、最初の『柱』すらわからぬほどに『情け』で道を曇らせた。


教えるはずの教えをねじ曲げ、やがて教えを請うまでに墜ち、『幽界(がいこく)御魂』の悪神を、【神】と仰ぎて手を曳かれるまま、『神の道』を誤り続ける。

どんなに美麗に見えるとも、どんなに善に見えるとも、道が曇りて悪に曳かれた手は、穢れた影が付きまとう。



大元の根っこである「北」が穢れては、すべてが穢れるは必然。

最初の「息吹き」に穢れがあるから、そこから生まれるもの全てに穢れが混じる。

元の「気」を正さねば、良きことの裏に悪が混じる。

穢れを祓いそこを正して【神の息吹き】を取り戻す。

根っこの悪を祓うとき、その上に立つすべてのものがひっくり返る。

善も悪も容赦なく、「悪の根」を握るものすべて祓う。

悲哀の嘆きが慈愛となるまで、満干の玉の津波が呑み込む。

根っこの穢れが消えるまで、渦の嵐は鳴り止まぬ。

悪の根掴んで離さねば、たとえ善でも渦の底。



天津彦根と乙姫龍は、天目一箇神(あめのまひとつかみ)となり

天に大渦巻き起こし、北の穢れを祓いに祓う

大地に沈んだ素戔嗚大神、岩戸に隠した天照皇大神

現れ出でて「北」が光るまで、祓いに祓いう大渦を巻く





ひふみ神示 第十五巻 一八(岩)の巻 
第一帖
一八(いわ)の巻 書き知らすぞ。一八は弥栄。⦿は・と〇、⦿、🌀が神ざぞ。🌀が神ざと申してあろう。
悪の守護となれば、悪よく見えるのざぞ。人民 悪いこと好きでするのでないぞ、知らず知らずに致してゐるのであるぞ。
神にも見(み)のあやまり、聞きのあやまりあるのざぞ。元の神には無いなれど、下々の神にはあるのざぞ。それで見なほし、聞きなほしと申してあるのざぞ。
元の神には見直し聞きなほしはないのざぞ、スサナルの大神様 鼻の神様 かぎ直しないぞ、かぎのあやまりはないのざぞ。人民でも、かぎの間違ひないのざぞ。鼻のあやまりないのざぞ。

スサナルの大神様この世の大神様ぞと申してあらうがな。
間違ひの神々様、この世の罪けがれを、この神様にきせて、無理やりに「北」に押込めなされたのざぞ。
それでこの地の上を極悪神がわれの好き候(そうろう)に持ちあらしたのざ。
それで「人皇の世」と曇りけがして、つくりかへ、仏の世となりて、さらにまぜこぜにしてしまふて、わからんことになりて、キリストの世にいたして、さらにさらにわからぬことにいたしてしもふて、悪の仕組通りにいたしてゐるのぢゃぞ、わかりたか。
釈迦もキリストも立派な神で御座るなれど、今の仏教やキリスト教は偽の仏教やキリスト教ざぞ。同じ神二つあると申してあらうがな。
・なくなってゐるのざぞ、・ないざぞ、⦿でないと、まことできんのざぞ、わかりたか。
・なきもの悪ざぞ、・は霊ぞ、火ぞ、一(はじめ)ざぞ。くらがりの世となってゐるのも、・ないからざぞ。この道理わかるであらうがな。


五十黙示録 第七巻 五葉之巻
第一帖 
あの子を生んで、この子を産んで去ったのであるぞ。その中に一人だけよくない子が出来た、その子には海の藻草や山の菜、野菜を食べさせてくれよ、段々よい子になるぞ。 

第二帖 
霊界に方位はない、人民は東西南北と申してゐるなれど、今に東の東が現れてくるぞ。霊界では光のさす方が「北」ぢゃ、その他の東西南北は皆南ぢゃ、「北」が元ぢゃ、「北(基田)」よくなるぞと申してあろうがな。
鳴門(ナルト)の渦巻を渡る時はカヂをはなして、手放しで流れに任せると渡れるのであるぞ、カヂをとると同じ処をグルグルぢゃ。カヂをはなせる人民少ないのう。何んでも彼んでもカヂをとって自分の思ふ通りに舟を進めようとするから大変が起るのぢゃ、渦にまかせる時はまかさなければならんぞ、ナルトの仕組の一面であるぞ、大切ごとぞ。




祓うは情け
悪の根を握るその手
その手を動かす「情け心」である




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