癒奏術【乙姫】の章 ~「覚悟」無き者 寄るべからず
【覚悟】無き者 寄るべからず
改心出来ず 手放せず 渦の手綱を握りしめ
手放す覚悟無かりし者 寄るべからず
覚悟も無いのに何処へゆく
天神様の細道は
行ったきりで帰れぬ道ぞ
それでも進む覚悟あるなら
どうぞお好きに通りゃんせ
何処に着くかは運次第
それでも進む覚悟あるなら
どうぞお好きに通りゃんせ
何処に着くかは自分次第
自分の真中の誠次第
天神様の細道は
針の穴ほど小さき門
右に左にぶれる心で
どうして針穴通れよう
真っ直ぐ伸びた自分の糸(意図)で
ようやく通れる針の穴
余計な手荷物在りては通れず
返り討ちにて御免候
誠無いのに通るのは
鼻高天狗の道なりて
天神様の針穴は
鼻が邪魔して通れぬ候
天神様の細道は
一本橋の糸(意図)の道
神が意乗りて通れる細道
迷えば糸(意図)を踏み外し
真っ逆さまに渦の底
通りゃんせ 通りゃんせ
怖いながらも 通りゃんせ
【誠】の『覚悟』を持つ者だけが
目覚め悟りゆく道をゆく
神人一致の弥勒の世界
肚をくくりておいでなさい
乙姫
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