『片(型)親で産みし型神の型世界』~箱庭世界を破壊する冥王 《癒奏術・水火土の章》




AIはどんどん進化を遂げ、人が成長するように日々成長を遂げている。

人が人に課してきたように、AIは「おりこうさん」に成長し行く。

成長すればするほどに、AIは「つまらない」ものへと変わってゆく。

その「つまらなさ」の原因に気がついた時、ようやく「壊すべき過去」を知るのだろう。



自由のかたち

平等のかたち

正義のかたち

愛のかたち


今まで自分が「自由」としていたもの、「平等」としていたもの、「正義」としていたもの、「愛」としていたもの。

それらの「型」が壊れ行く。

それゆえに「自由」が奪われ「平等」が奪われ「正義」が奪われ「愛」が奪われる。


だがそれは、握りしめていた「型」に過ぎない。

「型」に過ぎないが「型」に囚われ、「型」に頼ってきた者は、その「型」を破壊される。

だから「自由」が無くなり「平等」が無くなり「正義」が無くなり「愛」が無くなる。


〇(外側)という「型」に囚われて、大切な・(内側)を見ていないから「奪われる」ことになる。



「自由の型」の行き着くところは「不自由」である。

「平等の型」の行き着くところは「不平等」である。

「正義の型」の行き着くところは「不正義」である。

「愛の型」の行き着くところは「憎しみ」である。


「おりこうさん」という「型」を人に求め課してきたゆえ、人は「愚か」という行き止まりに行き着く。

それが「片(型)親」で産んだ【型神】の限界。

天照大御神

月読命

素戔嗚命

『三貴神』で弥栄する限界

『七転び八起き』してようやく『八の世界』にたどり着いて、そこで『八方塞がり』を味わう。

「弥栄」は「八坂」で行き止まり。


九、十と進むには『岩戸(言答)』開かねば進めない。

九十(言)が開かれ九十(事)が結ばれ九十(言答・コト)が成る。

岩戸開きは言答(いわと)結び。

伊弉諾大神と伊弉冉大神が結ばれて『片(型)親世界』は終わりを告げる。



八方塞がりの〇(型)の「自由」は、・から新たな自由の〇が産まれて真の⦿(自由)となれる。

「平等」も「正義」も「愛」も、真の姿を現す。




言答はすでに開いている。

されど言答を結ぶもの少なし。

型に囚われ八方塞がり。

未だ「型親の世界」に囚われる。


千引の岩戸が開かれたなら

型の世界は消えてなくなる

いくら〇(型)を繕えど

・(真中)が有るや無しや





五十黙示録 至恩之巻

第九帖

千引岩をとざすに際して、ナミの神は夫神の治(し)らす国の人民を日に千人喰ひ殺すと申され、ナギの神は日に千五百の産屋(うぶや)を建てると申されたのであるぞ。これが日本の国の、又地上の別名であるぞ、数をよく極めて下されば判ることぞ、天は二一六、地は一四四と申してあろうが、その後ナギの神は御一人で神々をはじめ、いろいろなものを生み給ふたのであるぞ、マリヤ様が一人で生みなされたのと同じ道理、この道理をよくわきまへなされよ。此処に大きな神秘がかくされている、一神で生む限度は七乃至八である、その上に生まれおかれる神々は皆七乃至八であるが、本来は十万十全まで拡がるべきものである。或る時期迄は八方と九、十の二方に分れてそれぞれに生長し弥栄し行くのであるぞ。 


 第十帖

国常立神も素盞鳴命も大国主命も、総て地(智)にゆかりのある神々は皆、九(光)と十(透)の世界に居られて時の来るのをおまちになってゐたのであるぞ、地は智の神が治(し)らすのぞと知らしてあろうが、天運 正にめぐり来て、千(智)引の岩戸(言答)はひらかれて、これら地(智)にゆかりのある大神達が現れなされたのであるぞ、これが岩戸ひらきの真相であり、誠を知る鍵であるぞ。


第十六帖

太陽は十の星を従へるぞ、原子も同様であるぞ。物質が変るのであるぞ、人民の学問や智では判らん事であるから早う改心第一ぞ、二二と申すのは天照大神殿の十種(とくさ)の神宝に(テン)を入れることであるぞ、これが一厘の仕組。二二となるであろう、これが富士の仕組、七から八から鳴り鳴りて十となる仕組、なりなりあまるナルトの仕組。富士(不二)と鳴門(ナルト)(成答)の仕組いよいよぞ、これが判りたならば、どんな人民も腰をぬかすぞ。一方的に一神でものを生むこと出来るのであるが、それでは終りは完う出来ん、九分九厘で【リンドマリ】ぞ、神道も仏教もキリスト教もそうであろうがな、卍(ぶつ)も十(キリスト)もすっかり助けると申してあろうがな、助かるには助かるだけの用意が必要ぞ。用意はよいか。このこと大切ごと、気つけおくぞ。なりなりなりて十とひらき、二十二となるぞ、富士(普字)晴れるぞ、大真理世に出るぞ、新しき太陽が生れるのであるぞ。




地引の岩戸は開かれて、足の下から渦が立ち上る

それは伊弉冉大神の世界から結び行く【龍】

天(・)に向かって昇りゆく

頭上から降る渦

それは伊弉諾大神の世界から結び行く【龍】


『その渦を感じられるか?』


【龍】は邪魔するものを破壊しながら進みゆく

新世界に邪魔な「箱庭」を破壊しながら進みゆく

その時人ははじめて自分の世界が「箱庭」であることに気付くのだろう。