4月20日牡羊座新月蝕の太陽 ~大元に還りて始まる
自分に還りて自分を生きるは 所詮自分は自分でしか無き
手元にある道具は積み上げたもののみ
自分を過大に誇示しても 出来ることは手元にあるものだけ
そこに還りて常に初めから 自分に戻るが祓い浄め
どんなに大きく見えようと 人の手のひらは小さきもの
その小さき手で出来ることなど そんなに多くはありはせぬ
口先でいくら大きく見せども 手に入るものは手のひらの分
その手は常に空いておらねば 成すこと為せぬ有り様となる
見た目ばかり取り繕い 言葉ばかり飾り立てても
出来ることは小さきことのみ すべて露わとなる御世となれる
神が宿れる神人は 大き手となるわけはなし
ただ行く道を指し示し 小さきその手で道を開き行く
神の御言は道しるべ 道無き山を進む標べ
手足を動かすは神に非ず ただ我の意思で進むなり
神が宿れる人宮は 掃除洗濯行き届いたる 穢れ無き身と真心の中
小さき胸の真ん中に 無限に広がる虚空を宿す 穢れ無き身と真心の中
揺らがぬ腹と 欺かぬ口 歪みのない正中線
ブレぬ心の真ん中に 無限に広がる宇宙(虚空)が開く
腹の真ん中に地蔵菩薩
胸の真ん中に虚空蔵菩薩
喉の真ん中に観世音菩薩
天地を繋ぐ菩薩の華
身・口・意 三密加持した 神を宿す人宮の姿
身を清め 言葉を清め 心を浄める
掃除洗濯禊ぎ祓いて 神を導く御魂なれ
言向け和して光を照らし 神の道先案内したりて
神を身元に導きたりて 心の宮に招くべし
神を宿して何するものぞ その手をしかと省みよ
小さきその手で出来ること 神と共に何とする
何かを握れば使えぬその手に 何を握りしめている
神を宿しても使えぬ手では 神は呆れて出ていくだけ
積み上げたものは小さきその手に 宿りて力と現れる
御言を観じ力を鳴らす 観音力と成りたる柏手
柏手打ち鳴らす如くに その小さき手で自分を鳴らす
積み上げたものが力と現れ 神人和合と鳴り成る
人が積み上げた力を使い 神が御言で導き進む
弥勒の神人の在り方 終わりて始まる風が吹く
無数の小さき手が重なりて 大き岩も動き出す
一人の純なる小さき力 御言に導かれ集い進みて
小さき道も広がり行けば 新たな道が出来上がる
過去を喰らいて実と成す「蝕」
未来を照らす火となる「燭」
我が身の血肉と成った過去のみ
未来を照らす「燭」となる
日月重なり地(血)の上に
終わりと始まりを示す「蝕」
自分の大元に還りて
新たな道を開く日月地(路)
日月重なり現る金輪
金神顕る世が始まるなり
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