【浄化の火玉】 《癒奏術・煉獄の章》
デトックスのための塩化マグネシウムをたっぷり加えた熱い湯船に浸かりながら
「サクヤ殿、話が違うじゃないか・・・・」
ひとり不満を漏らしていると
『何がです?』
答えが返ってきた。
2019年3月中頃にサクヤ殿から渡されたオレンジの光が「何であるのか」ということと「使い方」を理解したが、以前のそれ(使い方)とは「違う」から、思わずつぶやいただけだが・・・
『時と場所でいくらでも変わります』
思いに直接答えが返る。
受け取ったはいいが、てっきりさして使い道が無いものだと思っていたところに「全く違う使い方」というものがあることに気付いた。
「本命(使い道)はこっちだな」
『肚を括りなさいませ』
「・・・・・・・」
まぁ発動するときはそちら(瀬織津姫)任せだからいいか・・・と納得する。
ただ、肚くくり出来ていなければ、日和って発動を止めてしまうだろう。
「わかりました」
じっとこちらの意識をうかがっていたサクヤ殿に答える。
すべての「思い」は見通されている。
誤魔化しようがない。
「わかりましたよ」
ダメ押しする。
「そちら」任せには出来ないようだ。
オレンジ色の光の玉は「浄化の玉」
光が花火のように弾けて穢れを浄化する。
ゆえに
『花火を打ち上げよ』
ということである。
その花火の火が穢れを浄化するのではない。
花火の火を見たものの心の火が感応して燃えるのである。
ゆえにおのれの心に身を焼かれることになる。
そういえば、いくつも小さな花火は上げている。
ゆえに身を焼かれるものは遠ざかる。
「なんだ・・・使われてたじゃないか」
『使ったのはあなたです』
「あ、そうだった」
「そちら」任せには出来ないんだった。
そういえばあの時(沈みかけた時)も自分でやらなければダメだったことを思い出した。
ひふみ神示 五十黙示録 補巻 紫金之巻 第五帖
岩戸ひらき 御祷(みほぎ)の神宝(たから) たてまつらまし。
月は赤くなるぞ、日は黒くなるぞ、空はちの色となるぞ、流れもちぢゃ。人民四つん這(ば)ひやら、逆立ちやら、ノタウチに、一時はなるのであるぞ、大地震、ヒの雨降らしての大洗濯であるから、一人のがれようとて、神でものがれることは出来んぞ、天地まぜまぜとなるのぞ、ひっくり返るのぞ。
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ひふみ神示 地つ巻 第四帖
この神示いくらでも出て来るのざぞ、今の事と先の事と、三千世界、何も彼も分るのざから、よく読みて腹に入れておいて呉れよ、この神示 盗まれぬ様になされよ、神示とりに来る人あるから気つけて置くぞ。この道は中行く道ぞ、左も右りも偏ってはならんぞ、いつも心にてんし様拝みておれば、何もかも楽にゆける様になりてゐるのざぞ、我れが我れがと思うてゐると、鼻ポキリと折れるぞ。
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