【刻の御柱の大神】~十二単を機織る神々 《癒奏術・煉獄の章》
刻の時計は大小さまざま いくつもの刻を刻みゆく
大なる惑星、星々の時計 大なる流れを司る
月の時計は波打つ水 大国(地球)時計は生命(いのち)を彩る
地軸の時計は陰陽の息
時計は陰陽のみならず 様々な刻が折り重なる
十二単の刻の海原 着こなし勤むが「運命(さだめ)」なり
大なる時計も小なる時計も 十二単に変わりなし
十二単が十二単に 折り重なりて彩を生む
大なる時計と小なる時計が 交差し結ばれ御形を現ずる
どんな神とて逆らえぬ 刻の神の時計の羅針
神さえ逆らえぬ時計を 逆らい続けて三千年
稚姫隠れてルシファー現われ 真澄の珠に色(慾)を付け
星の時計を狂わせて 時計の流れを歪めたり
然れどすでに時計は戻り 真澄の珠も戻りたり
十二単の機織りは あるべき流れに戻りたり
されど未だに戻れぬ人は 歪んだ流れで歩みを変えぬ
刻から外れたその歩み どこへ向かうというのやら
神さえ逆らえぬ刻の時計 人が逆らえるわけは無し
季節変わらば気候は変わる 時計の羅針は絶対の針
いつまで羅針に逆らいて 糸からはぐれてゆくのやら
織られる糸から外れなば 虚空の海原彷徨うだけぞ
刻の羅針を確と見よ 六感すべてで確と見よ
大なる刻を司る 神々の糸(意図)が見ゆるはず
糸(意図)に身を任せ 糸(意図)そのものに
成るがお役目 神人一致
刻の神は機織り治らす 織姫束ねる機の大神
あの世とこの世の瀬戸際を織る 天照らします皇大神
天(あめ)を大地に写し織る 天地(あめつち)機織る刻の御柱
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