『閻魔の裁断』~下照姫の刃の舌鋒 《癒奏術・弥勒・序》
新しい世へ進むためには 過去の負債は残しておけぬ そんな当たり前の道理 わからぬほどに正気を無くし あわよくば自分の負債を 誰かが代わりに負ってくれたら おおかたそれが本音ゆえ 逃げ切る道を探す人々
見て見ぬふりして気付かぬふりして 心の奥に隠した負債 積もりに積もって溢れ出し 取り立て始まる秋の空
神の帳面 浄玻璃の鏡 誠を無くした慇懃無礼 すべて映りて示現する 鼻高天狗に狐狸大蛇 改心せぬまま先へは行けぬ 弥勒へ至る羅生門 裸にならねばくぐれぬ門
引き寄せという逃げ切りの 杖を握ってどこへ行く 握ったままで手放さなけりゃ くぐれぬ門だと言っておる 神の帳面疑うならば どうぞ試しに通りゃんせ
地獄の沙汰は金次第 弥勒の沙汰は誠次第 さてさてどちらに行きたいのやら どうぞ勇んで通りゃんせ
多紀理姫命と忍穂耳命 結ばれ生まれる観音力 下照姫の御言の刃 大地を耕す足地鋤(アジスキ)の刃
大地をそのまま腐らせ置いて どうして新たな苗が育つか 大地を新(サラ)に平けく 耕してこそ弥勒は芽吹く
豊受は 閻魔と現われ大地を耕す 誠の足地鋤(アジスキ)の御言もちて 下照姫の御言の刃 嘘偽りを裁断す
一昨日から始めた朝晩の祈り
朝の祝詞に晩は法要
それに呼応して現れた【下照姫】
毒は薬 薬は毒なり
下照姫の鋭き毒舌の刃 薬であると気付くもの少なし
ひふみ神示 アメの巻 第九帖
神の智と学の智とは始は紙一重であるが、先に行く程全部出来て来て天地の差となるぞ、⦿の神の薬のやり方 悪の神の毒のやり方となるぞ、神の御用が人の御用ぞ、人の御用が神の御用であるなれど、今の臣民 神の御用するのと人の御用するのと二つに分けてゐるが、見苦しき者にはこれからは御用致させん事にきまりたから気付けておくぞ、何事も順正しくやりて下されよ、神は順であるぞ、順乱れた所には神の能(はたらき)現はれんぞ。何もせんでゐて、よき事許り待ちてゐると物事後戻りになるぞ、神の道には後戻りないと申してあろがな、心得なされよ、一(はじめ)の火 消へてゐるでないか、まだ判らんか、都会へ都会へと人間の作った火に集まる蛾の様な心では今度の御用出来はせんぞ、表面(うわつら)飾りて誠のない教への所へは人集まるなれど、誠の道伝へる所へは臣民なかなか集まらんぞ、見て御座れよ、幾ら人少なくても見事なこと致して御目にかけるぞ、縁ある者は一時に神が引寄せると申してあろがな、人間心で心配致して呉れるなよ。目眩(めまい)する人も出来るぞ、ふんのびる人も沢山に出来て来るぞ。行けども行けども白骨許りと申してあろがな、今のどさくさにまぎれて悪魔はまだえらい仕組致して上にあがるなれど、上にあがりきらん内にぐれんぞ、せめて三日天下が取れたら見物であるなれど、こうなることは世の元から判ってゐるから もう無茶な事は許さんぞ。軽い者程 上に上に上がって来るぞ、仕組通りなってゐるのざから臣民心配するでないぞ。
今度 神の帳面から除かれたら永遠に世に出る事出来んのであるから、近慾に目くれて折角のお恵みはづすでないぞ、神 キつけておくぞ。人の苦しみ見てそれ見た事かと申す様な守護神に使はれてゐると気の毒出来るぞ、世建替へて先の判る世と致すのぢゃぞ、三エスの神宝(かんだから)と、3S(スリーエス)の神宝とあるぞ、毒と薬でうらはらであるぞ。五と五では力出んぞ、四と六、六と四、三と七、七と三でないと力生れんぞ、力生れるから、カス出来るのざから掃除するのが神の大切な仕事ぞ、人民もカスの掃除する事 大切な御役であるぞ、毒と薬と薬と毒で御座るぞ、搗(つ)きまぜて こねまぜて天晴(あっぱれ)此の世の宝と致す仕組ざぞ、判りたか。一方の3Sより判らんから、人民 何時も悪に落ち込むのぢゃ、此の道は中行く道と申して知らしてあろがな、力余ってならず、力足らんでならず、しかと手握りてじっと待ってゐて下されよ、誠の教ばかりでは何もならんぞ、皆に誠の行(オコナイ)出来んと此の道開けんぞ、理屈申すでないぞ、幾ら理屈立派であっても行(オコナイ)出来ねば悪であるぞ、此の世の事は人民の心次第ぞ。
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