歪んだ基準(軸) 光と闇の逆さま世界
光あるものを闇に堕とし 闇たるものが光と成りたる 天地逆さの歪んだ世界
それに気付かず正そうともせず 光、光と闇を追いかけ 【神】まで闇に堕とし込む
神だ神だと祀るのは 闇たる天使 闇たる神
光あるものが光ある故 世を悼むゆえ心を痛め
心がみ(闇)へと墜ちてゆき 病み(闇)とされ行く世の歪み
病み(闇)を直すはずの者が 光を持たず闇(病み)を抱える
闇が光で 光が闇で 天地逆さの世界では
光あるもの病みとなり それを直すが闇(病み)の意思(医師)
光あるゆえ世を憂い 心痛みて身体も痛む
闇に墜つれば憂うこと無く 心痛まず病みも無し
光を捨てて病みへと向かう 嬉し楽しの闇世界
「早く墜ちよ」と誘いて 光を手放し闇へと向かう
光を握って離さぬ心 光を手放し闇を追う心
何を失い 何を得る?
二線に分かれた世の有り様は
月の明かりよりも暗し
早く光を手放せば 楽になりたる闇の世界
基準(軸)が曲がりて天地逆さま
闇(穢れ)が光(正常)で 光(清浄)が病む(穢る)
心の痛みは柱の軋み
支えたるか手放したるか
柱を手放したるものは
光を手放したるものぞ
痛みを手放したるものは
神を手放したるものぞ
病み(闇)の憂いを手放したる者
神の岩戸を塞ぎたる者
憂いの底に光る【愛】を
自ら手放し逆立ちした者
光の基準(柱)を自らねじ曲げ
見ざる聞かざる言わざるの
光(天)を閉ざして自ら闇(底)へ
手を伸ばしても天には届かぬ
光の嬉し楽しを捨てて
闇の嬉し楽しを味わう
痛む(悼む)心を手放して
光を閉ざして嬉し楽し
愛を捨てて嬉し楽し
天地逆さの闇の世は
光あるもの苦しけれ
それでも光放さぬ者よ
それでも光掲げる者よ
八重垣の中に御魂守らる
神素戔嗚が事代使わし
八重垣陣にお迎え候
これから始まる神戦
陣中見舞いして候
難攻(楠公)不落の八重垣陣
三界張り巡らしたりて
赤き光の武者が守りて
白き光の武者が駆けゆく
猛き御雷鳴り響き
天目一箇の龍が舞う
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