盤古神政の終焉




国之常立神から盤古神政に代わり幾星霜と時が過ぎ

世界は「自由」を謳歌した

その盤古神が神政を返上したが、現世はその名残の中で

自由を履き違え、天道から外れて

神への反逆の時代となった


だがその数千年の盤古の名残も終わりを告げようとしている

それは、計画された終わりではなく

どうしようもなく縺れて解けなくなったための終わり

その「終わりの御用」が「グレートリセット」となる



ひとつの時代を終えて次に生まれる時代

それは何も決まっていない

決まってはいるが決まってはいない

なぜなら未だ「灰汁(悪)」だらけであるからだ



この「灰汁(悪)」を始末しなければ次の時代には進めない

「灰汁(悪)」を出し切るまで次の世は現れないのである




次の世の取り合いが既に始まっている

その「灰汁(悪)」が湧き出でる

新たな世界を生むための「痛み」である

それを乗り越えなければ新たな夜明けは来ない

乗り越えるまでは暗闇の「黎明」の世界



その暗闇を乗り越えるのは

自分の中にある光だけが道を示す

次の世を生む「天照神」の示す光が道となる

自らの内に天道の光を灯したものが

新たな世界を育て行く



愛なき善と愛ある悪

歪んだ善悪の物差しは

天道を外れた歪んだ物差し

その歪みを正さねば

道は示されぬ


自分の心の正しさが

正しき道を指し示す

その正しさは自分で掴まねばならぬ




御魂の選別

それは神が選別するのではない

おのれが選別した道が

どこに続いているかということ

誰かに答えを求めたところで

自分が見つけた答えでなければ

迷って進めぬほどに

腹をくくらねばならぬ闇の世である



闇にするも人次第

光にするも人次第

どれほどの人の中に

光があるか?

愛があるか?

それが訪れる世界の在り方を決める



そんな瀬戸際で

人は未だに迷っている

恐れおののき

自分が助かる術を

誰かの愛に求める



新しき世は

救うものが救われる

ただそれだけの天の道

救いを求めて群がる亡者に

救いの道はひとつだけ

救うこと

それは与えること

それは愛を行うことだけである


天の道を自ら現す

それが神人

やるかやらぬか

選別するのは自分である

弥勒の世界へ向かうも

亡者の世界へ向かうも

選別するのは自分である



心をきれいに禊ぎ祓いて

神を迎え入れるは

愛を迎え入れること

愛無き自分を禊ぎして

愛で自分を満たすこと

満たすは行い

行いの中に愛があり

誠となる


愛は真

行いは言であり事である

真と言・事で誠

行い無くして愛は無く

愛無くして誠無し

誠が天道

天照神の神政

それを柱と据え置くが

国之常立神のご神政


ゆえに世界が「そう」整うまで

「灰汁(悪)」を出し続ける

闇が長いか早く終わるかは人次第



悪神懸かりしている世界で

禍霊に懸かられ操られていれば

深い闇に落ち行く

光と思い進んだ先が

煉獄の闇となるだろう

自らの中に光を出さねば

天地わからずさ迷うだろう




もうそこまで来ているのである









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