『ハイエナ』~エネルギーヴァンパイヤというもの 《八重垣の章》





かつて、二十代の頃に独立して探偵事務所を開設していた。

そして数年の間に業界において刷新的なことをやってきた。

まだインターネットが「ダイヤルアップ接続」という時代、「Yahoo!JAPAN」が登場した。

そんな頃に、はやホームページを自作したり、料金体系を変革したり、業界のタブーを壊しては新しい体系を作っていった。

数年の後、事情により一度業界から離れたが、3年ほどしてふたたび戻ってきたところ・・・・


「自分の偽物」がいた。


平然と『名前』をそっくり真似して営業している事務所があった。



実はこの業界はそんな「ハイエナ」の巣窟である。

似たような名前を付けては「成り代わろう」とする輩も多い。



私の「名前」を盗んだ者は、私が蓄積してきた数年分の実績という『エネルギー』が宿った『名前』を盗むことで、その蓄積されたエネルギーそのものを盗んだということである。

これが『エネルギーヴァンパイヤ』というものである。



誰かが努力して蓄積したなにがしかのエネルギーを盗む。

そして、そのエネルギーをもって自分の利へと転換する。



かつて出口王仁三郎氏が『神を削り節にして・・・・』と言っていたように、『神名』に宿るエネルギーを出汁にして味噌汁を作って売りさばく・・・というものである。

そこから得られたものを、使った『神名』の神様にお返しすればいいが、そうするものは少ない。


「借りたものは返す」


何なら『倍返し』すれば神様もお喜びになるだろう。

だが、盗めば・・・・

どうなっても知りませんよ。



『日月神示』という書は莫大なエネルギー量である。

まったく枯渇する気配も無いくらい莫大である。

これから「大峠」を迎える世界のために書かれた大切な『神書』である。



ほんと、知りませんよ。




ひふみ神示 地つ巻 第四帖

この神示いくらでも出て来るのざぞ、今の事と先の事と、三千世界、何も彼も分るのざから、よく読みて腹に入れておいて呉れよ、この神示 盗まれぬ様になされよ、神示とりに来る人あるから気つけて置くぞ。この道は中行く道ぞ、左も右りも偏ってはならんぞ、いつも心にてんし様拝みておれば、何もかも楽にゆける様になりてゐるのざぞ、我れが我れがと思うてゐると、鼻ポキリと折れるぞ。