【神人合一】 岩戸開きとミトノマグアイ 《癒奏術・弥勒・序》
チャクラが開花するには順番がある。
それは第1チャクラから順番に2,3,4,5,6,7と進むわけでは無い。
第1チャクラと第7チャクラが先に開く必要がある。
これを「岩戸開き」という。
天の岩戸、地引きの岩戸の二つの岩戸開きである。
これが通ることで『天地陰陽の気』が身体を巡るようになる。
ここから様々な事象が始まり、クンダリーニ発動への取り組みのための「導き」が始まるが、その導きを受け取れなければ進展しない。
その過程では掃除洗濯が徹底的になされる。
その過程で不要なものは次々に引きはがされてゆく。
握りしめて入れば何度でも揺さぶられるであろうが、それでも離さなければそこで終わる。
終了である。
それらを通過すると、次にエネルギーの「周転」が始まる。
もしくは始める。
周転 繊細な「天の気」と、荒い「地の気」が身体を巡ることで「人の気」と錬成融合され、そのエネルギーが霊体(エーテル)を充足させることになる。
背面側を地の気(陰の気)が昇り、前面側を天の気(陽の気)が降る。
それらのエネルギーが周転の巡りの中で和合して「人(霊留)の気」となり『天人地の気』が融合する。
それは、霊体としての「器」の拡大となる。
ここでも当然のように掃除洗濯が行われる。
時間の経過と共に「塵も積もれば山となる」わけであるから当然と言えよう。
そして今度は、充足したエネルギーを丹田に溜め、それが第1チャクラからの「火雷」で発火し、爆発するクンダリーニの蛇のエネルギーが脊柱を一気に駆け上がり、第7チャクラを突き抜ける。
このエネルギーによって第1と第7の間にある五つのチャクラが同時に開花する。
これによって人(霊留)の岩戸が開き、現界、霊界を跨るエネルギーの循環が始まる。
それが「次元を跨ぐ龍」のエネルギーそのものである。
体の周囲を巡ることしかできなかった天の気、地の気は、肉体の内部、霊体の内部を通り抜けるようになる。
天の気はチャクラを経ることで地の気へと転化され、地の気もチャクラを通ることで天の気へと転化される。
この双方向のエネルギーは「渦」となり、体の中心軸を経巡る渦のエネルギーとなる。
それは今までとは全く違ったエネルギーであり、それを受ける肉体も霊体も「慣れ」が必要である。
地の気の陰の荒々しいエネルギーは肉体霊体共に強烈な影響を受ける。
それを中和するように天の気の用のエネルギーが降り注ぐ。
これを『アムリタ(阿吽理太)』という。
そして、この時に『神人合一』が起こる。
『神』との「ミトノマグアイ」である。
『神人合一』は天の神、地の神、そして人(月)の神の『三神合一』なのである。
神人合一(三神合一)
掴むものが現れるまで黙っていたのだが、結局一人も現れなかった。
もはや時間であるから仕方がない。
この時点で人は『神』となる。
それは『神を負う』ということである。
拒絶すれば和合は終わり、再び戻ることは無い。
神人合一は日の神、地の神、月(人)の神の合一。
日月地の合一である。
ひふみ神示 松の巻 第二十三帖
国々所々に、神人鳴り動く、道は世にひらき極む、日月地 更に交わり結び、その神々ひらき弥栄え、大地固成、まことの神と現はれ、正し、三神は世に出づ、ひふみと鳴り成るぞ。正しくひらけ弥栄へて更につきづ、鳴る道に成り、交わる。永遠の世光ることは永遠の大道、息吹き大地に充ち満つ道。展きてつきず、極まり成る神の道。苦しむ道をひらき、日月地に苦しむ喜び出で、神の国むつび、悉く歓喜弥栄ゆ。
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