【神々のカルマ】~カルマ解きて岩戸を開く 《癒奏術・水火土の章》




国常立の大神は 素戔嗚大神共々に

泥海沈んだ世界の罪を

負うて根国で泥海清め



国常立の大神の 柱を下げた向津姫

再び柱が現れるまで 泥海固めて露払い



岩戸に隠れた機織り姫は 再び現れ機を織る

縺れた糸を解きつつ 清き海原に舩を走らす



誓約で生まれた神々が 厳の縦糸 瑞の横糸

五(語)と五(語)で十(結)んで神人を生む



国譲りたる事代主が 縺れた糸を解きに走る

東奔西走縺れを解く 最初の縺れが岩戸(言答)なり



思金神と天鈿女が 岩戸(言答)開きて映した神は

誓約で生まれし狭依姫 天照らします大神の役



建御雷神の押し問答 縺れの岩戸の始めなり

建御名方神の岩戸(言答)閉め やむなき仕儀なれど改む



国を譲りた事代主は 神のお役を人に授けし

玉依姫が与えしお役 神人の道を授けた皇(すめら)



神を務むる神人のお役 始めの皇 神務(じんむ)なり

譲られし国の王となり 皇めるつもりが平らげた



所詮人では柱は出来ぬ 大屋根支える力は及ばぬ

ゆえに壁建て箱庭造り 屋根と共に壁を広げる



珍彦 猿田に八咫の金烏(ガラス) 和合を離れて統合へ

譲りた国を導いて 皇(スメラ)の国を統(スベラ)の国へ



月読の国の神人は 厩で生まれる物語

バラモン神を連れ来たり 月夜の明かりで神隠し



気づけば大和魂は 八岐大蛇の腹の中

大蛇に統べられ一部となりて 御魂を喰らう蛇となる



縺れた糸の神々の業(カルマ) 解かねば岩戸は開けられぬ

いくつも重なる岩戸(言答)の縺れ 閉じた者が開けねばならぬ



岩戸(言答)開くは御魂の因縁(さだめ)

神の業(カルマ)と共に在り

神の苦労は御魂の苦労 神の喜び御魂の喜び



神人一致の皇(スメラ)道 神の御山に登る道

スメラキ スメラミ 対(つい)で君(きみ)なり

気身(きみ)が火水(ひみ)なり神となる結び



天地結んだ神人の国 最初の縺れの岩戸(言答)の先

弥勒菩薩と現れる 国常立の大神の柱



人の心に立つ柱 神人の柱 草薙劔

十拳劔をへし折りて 大蛇の中から現れる



素戔嗚神の一振りで 大蛇と共に消えぬよう

御魂磨いて尖らせて 揺らがぬ腹に据えておかれよ



縺れ解けば過去未来 重なりあって岩戸が開く

天の岩戸が開かれて 大祓の劔が舞うなり




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