『身体器官と五つのチャクラ』~クンダリーニの大蛇と龍 《神人一致の理》(続・華厳の道)





チャクラと身体は密接に繋がっており、第2から第6までの五つのチャクラと密接な関係にあるのが次の通りである。


第二チャクラ=副腎・胆嚢

第三チャクラ=太陽神経叢

第四チャクラ=胸腺

第五チャクラ=甲状腺

第六チャクラ=松果体



第二チャクラに器官が二つあるのは、始まりと終わり・・・という二つの機能が必要だからである。

身体のエネルギーを「発動」させる副腎と、最終的に練ったエネルギーを蓄える「胆嚢」という役割である。



エネルギーを「錬成」するために、全身を巡る荒いエネルギーを「一周」させ、各器官及びチャクラを経過させることで「錬成」され、それを最終的に保管するところが「丹田」となる。

それを最初にコントロールするのが「副腎」である。


つまり、各チャクラという「フィルター」を通してエネルギーを精製し、貯蔵タンクに納めるということである。

肉体の背部の中心軸(脊柱から頭頂)を通り、再び肉体の前部を頭頂から降ってきて下腹部まで降りてくる。

これを気功などでは「小周転」という。

人の身体の背部は「陽」であり、前部は「陰」である。

つまり「陽」の道を通って昇り、「陰」の道を通って降るわけである。




そうやって精製され蓄えられた燃料を第一チャクラに送り込み「発火」させることで「クンダリーニの蛇」が生まれる。

【加具土神】の誕生である。

その蛇を「十拳劔」で切り裂く如くチャクラで錬成し、【加具土神】という「大蛇」から【龍】へと転化させるわけである。



この【加具土神】が誕生しないことには肉体の【岩戸】は開かない。

肉体の岩戸は【加具土神】の誕生によって「破壊」されることで開く。

ひふみ神示では【彦火火出見神】と言っていたが、やはりここは【加具土神】だろう。


そうしてチャクラの『華』が咲き、【木花咲耶姫】が現れて、そののち【彦火火出見神】の誕生となり、自在にコントロール出来るようになる。

だから、クンダリーニには最初の「加具土神の大蛇」と、後の「彦火火出見神の龍」の違いがある。



ひのでの神とは 彦火々出見神ーー

ーーひふみ神示 水の巻 第十帖より



日の出とは三五七の次元移行

つまり弥勒世の夜明け

それを司る「龍」が【彦火火出見神】となる。