2023.11.30 07:33【癒奏術】~指先に広がる菩薩境指先に 触れる世界は 観世音指先で観て 指先で聞き 指先で味わい 指先で嗅ぐ五感の岬は五本の指先 触れた先に広がる世界指先は 五感を彼岸へ 連れ行く標(しる)べ表に現る言事(コトコト)は 嘘と誠が入り乱れているされど裏には誠の姿 言(事)の葉の裏に 潜んだ誠真言(事)を見抜く観世...
2023.06.30 09:32癒奏術・天地日月五龍生克図㊉(てんちひつきのごりゅうしょうこくず)「身体の陰陽五行」から「神・霊・身一致の天地日月五龍相克」を表した図伊豆能売の神々により与えられし生命の「流れ」を表している
2023.06.09 07:05【親を「毒」という心】~節分の煎り豆 《癒奏術・煉獄の章》人は子々孫々「血」を受け継ぐと共に「霊」も受け継ぐ。「血」穢れなば身に穢れ受け継ぎ、「霊」穢れなば心に穢れ受け継ぐものなり。一つの血霊に「穢れ」ありて、子をもうければ子の数だけ穢れ増ゆる。一つの血霊の「穢れ」清まりて子を生せば、穢れは残らじ。親を「毒」と思う心、親から受け継ぎし。...
2023.05.23 09:58水澄真瑠の御魂 《癒奏術・華厳の章》未来のために『今』を『犠牲』にする生き方に慣れた人々は、常に『未来のため』という綺麗ごとの名のもとに、『今』という目の前の『幸せ』を捨ててゆく。10年先を見据えて生きるものは、10年後、やはり同じく「10年先」を見据えて『今』を捨てる。老後に備えて生きるものは、老後になって何を頼...
2023.05.17 02:39物に宿る霊 《癒奏術・華厳の章》霊とは何であるか?霊とは『資質』である。『資質』とは「性質」であり「性格」であり「資産」であり「資格」でもある。その『資質』とは『思い』でもある。『思いの色』とでも言おうか。この世のすべてのものには霊が宿る。無機質な「物」には元来無機質な霊が宿っている。されど『思い』によって『霊...
2023.05.02 07:56『思考の順序』~神惟(かんながら)の道 《癒奏術・華厳の章》ちょうどGoogleマップで場所を特定して位置を把握する際に、地球全体像からピンポイントの位置へ至るか、ピンポイントの位置から地球全体像へ至るかという二通りの「順序」がある。人の思考にもこのように「思考の順序」というものが存在する。それらは概ね【言葉(言語)】にかかわる。多くの外...
2023.04.22 11:37【渦の身体】~重なる三五(みいづ・瑞厳)の次元の身体を癒やす 《癒奏術・華厳の章》人の体はけっして「左右対称」にはならない。 いや、この世のすべてのものは左右対称ではないのである。どんなに形が左右同じに見えようとも・・・である。 「左右対称」というのは2次元的な思考の産物である。 天秤やヤジロベエのようにバランスをとるということは...
2023.04.19 16:31癒奏術としての薬膳・食養 《癒奏術・華厳の章》無農薬でオーガニックな食材を使い日々の食事をすることが、健康のためには一番良いのは当然のことである。良いものを摂れればそれに越したことはない。だから良い食材を選びましょう・・・などというつまらないことを言うつもりはありません。厳選された良い食材というものが、市場にどれほどあるのか...
2023.04.14 12:55「断食」の先にある世界 ~仏陀が進んだ華厳の道 《癒奏術・華厳の章》「断食」と言うと「痩せる」であるとか「デトックス」であるとか、そういった言葉がよく出てくる。だが、同時に「反対」する意見も多い。それらはおおかた「栄養」というものに囚われていたり、「痩せる」に囚われていたり、「デトックス」に囚われたりしているためであろう。痩せるのに何も断食しか選...
2023.04.05 06:50肉食による「気虚」と「獣化」 《癒奏術・華厳の章》そもそも肉を食べると肝臓に負担が掛かる。そして体も酸化する。だからニンニクやレモンを一緒に食するのが西洋的な食べ方となっている。肝を養うニンニクと、体の酸化を抑えるクエン酸を同時に摂取しておくということだ。だがこれは西洋人の身体的特徴あっての話である。西洋人と日本人は消化吸収の過...
2023.04.04 04:49現代における「食養」について 《癒奏術・華厳の章》私が「マクロビ食」というものに関心を持ったのは、今から7~8年ほど前のことであった。そこで「医食同源」を考えながらの日々ではあったが、なかなか毎日の食事を「医食同源」とすることは難しい。時に思い出したように取り組みながらも、日々の慌ただしさに流され食生活は乱れる。昔から「決まった...
2023.03.24 07:22【解脱】~霊的覚醒の分かれ目 《癒奏術・水火土の章-華厳の章》霊的覚醒の初期段階というのは、まだそこは「山の登り口」であり、山全体の「1合目」くらいのところでしかない。それは、あの世とこの世の「瀬戸際」であり、いわゆる「低級霊」と呼ばれるもの達が「上がれず」漂う世界である。肉体的執着が強いためにそこに残っているわけであるが、「山の登り口」と...